コロナの影響を大きく受けて、先行き不透明感が強いイベント興行業界。
新日本プロレスの株式を全株譲り受けたことでも有名な株式会社ブシロード。
2020年5月29日には電子コミック配信サービス「マンガドア」の株式会社リンガ・フランカの株式の一部を取得し、持分法適用子会社化している。
一方の今回の発表はグループ会社のブシロードファイトの事業の一部である2016年創業のキックボクシングイベントKNOCK OUTを譲渡するというもの。
同社ホームページによれば「株式会社ブシロードファイト主催での2020年KNOCK OUT大会は全て中止」
(2020/7/17後楽園ホール大会、2020/9/12大田区総合体育館大会が中止)とのこと。
株式会社Def fellow(譲受企業)のサイトでは(http://rebels.jp/
「3.今後の大会につきまして
2020年8月30日(日) 後楽園ホール大会
2020年9月12日(土)大田区総合体育館大会
2020年11月8日(日) 後楽園ホール大会」
と記載があることから、8月以降の開催を検討している模様。
(正式には7月半ばの発表予定)
ブシロードグループとしては、12年の新日本プロレスの子会社化に加えて2019年には女子プロレス(スターダム)事業の取得も行ってきたが今後の状況を見ながらより得意な分野に事業リソースを集中している様子。
今後事業提携やM&Aの取り組みが増えてくることが予想される。
- 2020年6月17日